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満たされた日々 yurimomo1.exblog.jp

モモたんは私の心の中へお引越ししました。もうずーーーっと一緒です☆☆☆


by yuri7081
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良医であってほしい

モモはあと数時間遅かったら、おそらく今がなかったと思います。
それくらい、急を要したんです。

実際先生が帰ってこられる30分前から、黄色い液体を吐き出し、白い泡を出し、何度もガスを出してました。
病院に連れていってモモのその症状を見ると、先生が、
「かなり危険な状態・・・イレウス(腸閉塞)を起こしています・・・緊急オペの覚悟をして下さい。」と真顔で言われました。
いつも自信満々の先生の顔が、ものすごく強張った瞬間でした。
本当に恐怖でした・・・・。


あと少し先生の帰宅が遅かったら・・・・。
不安のあまり、感情を抑えてしまった父の伝言メッセージだけではどうなっていたか。。。
私が泣いて「どうかモモを助けて下さい!」と必死に電話で先生に言わなければそのまま飲み会に行かれてたかもしれません。。。
先生ご自身でもこんな事態になるとは思われてなかったようで、病院にやってきた私たちに「飲み会だと長引きそうなので早めに帰ってきましたぁ」と平然と言われたんです・・・(怒)


結果モモを助けてくれたのも先生ですが、でもこんな危険な状態にしたのも先生です。。。
けっして飛び込みで助けを求めたのではないのですから。。。
もちろん無知だったにしろ、結石を増大させたのは紛れもなく私たち飼い主の責任です。
ですがその状態を知りながら、家族の不安を知りながら、明日オペを控えているのにもかかわらず、こんなぎりぎりまで私たちの再三の連絡を無視し、携帯電話を切りっぱなしにしていた先生はもっと罪だと思います。
留守番電話にも何度も入れて先生の助けを求めたのに・・・。
月曜の晩までにもしも緊急を要すれば、いつでも緊急オペをしますから大丈夫ですと言っていたのは先生なのに!
雌犬では緊急はあり得ない・・・・そんな思い込みがまねいた恐ろしい事件です。

それだけはどう謝られても、どうしてもどうしても許せないんです(涙)
命をあずかる者として、あまりにも無責任だと思うんです。
時間が経つごとに、思えてなりません・・・・。

このような感情的な文章になり、読まれていて不快に思われたらごめんなさい。
あくまでも主観的に書かせてもらうことをお許し下さい。


でも、本当にモモにもう一度逢えて良かった・・・。
こんなに嬉しいことはないくらい、モモの心臓がもってくれて、そして温かいモモにもう一度触れたこと、これほど涙した時は今までなかったかもしれません。


でも、だからこそ怖いんです・・・。


今あるものが突然消える恐ろしさをヒシヒシと身をもって知りました。
もちろん、交通事故や不治の病気もかないません。
つい最近の母の病気もひどく私にとっては恐ろしい経験でした。

が!失わなくて済む命を 目の前で 何も出来ずに失うのは一番辛い!




父は子供の医師です。
赤ちゃんも言葉を話せません。
だからこそ、何かあってはならないし、注意に注意をして診なくてはいけない。
自分の手に負えないと感じたら、自分を過信せず、すぐに大きな病院に回すのも医師としてのの患者さんに対する誠意、務めではないか。
そしていったん引き受けた以上は最後まで患者さんの命を守る責任があります。
信頼関係は何よりも大切。
また、赤ちゃんを病気にさせたのはただでさえ自分のせいだと思い、自分を責め苦しんでいる母親を医師はさらに責めてはいけない。
患者さんの病気を治すのはもちろんのこと、家族の不安も取り除くのも医師の務め。

父や母はいつも言います。

「名医と良医が両立していたら一番だけど、常に医師たる者は『良医』であらなければならない。
名医には誰にでもなれないけれど、良医は心がけひとつで誰にでもなれる。そうあらなくてはならない」と。

もちろん患者さん全員に思いが伝わってるかどうかはわからないけれど、時にはそうなれてないかもしれないけれど、でも常にその気持ちで患者さんに接するように心がけているようです。
町医者であっても勉強は怠らず、不明なことがあれば医学誌に毎日目を通し、可能な限りミスのないように努めるのが医者の務めだと。
そんな親だからこそ、今回のことは余計に許せないんだと思います。
もちろん私も悲しいかな今になって恐怖と怒りがふつふつと沸いてくるのです。。。


ミスを認められたのはいいです。
誰だってミスを犯します。
うちのモモが実験台になってしまったけれど、でもそれを今後に活かしてもらえればいいです。

避妊手術もこの先生にお願いして何も起こらず縫合も丁寧だったし、また大病にかかるときは必ずこの先生にオペしてもらいたい・・・そう思っていたのですが、今回はモモは一命を取り留めたものの、やはり恐怖はぬぐえません。

モモの抜糸が済むまでは今の病院にかかるほうがベストなのかもしれませんが、、、今後はどうしたらいいか、悩みます。。。
とはいえ、こんなことがあった今でも 先生の腕は今でも信じているんですけどね。

今も先生に何か不満を言うと、可愛いモモを人質にとられているような気がして何も言えない私たち家族。。。

これってなんだかおかしいですよね。
精神的に今辛いから、余計にそう思ってしまうのもあるかもしれません。


こんな愚痴ばっかり書いてすみません。
吐き出すことを許して下さい。


モモが退院し、落ち着いてきたら、先生ともう少しきちんと向き合ってみようと思います。

結石は今後二度と作らないためにも、先生とのコミュニケーションがかなり重要だと思うんです。
向き合ってみてそれで駄目なら他の病院に早めにうつることが必要ですから。
by yuri7081 | 2008-03-27 02:09 | ひとりごと